蓬莱橋(ほうらいばし)期間限定

1964年、静岡県島田市のシティープロモーション「島田市緑茶化計画」と「金谷茶まつり」PR、そして、水辺環境を活用したまちづくりを推進する「ミズベリング」を目的に、島田市の「蓬莱橋(ほうらいばし)」のライトアップを実施。
大井川に架かる蓬莱橋は、全長897.4mで、世界一長い木造の歩行橋としてギネスブックに認定されており、国内でも数少ない賃取橋としても有名。そのような歴史ある橋を初の試みとして、ライトアップしました。

暗闇に浮かび上がる島田のレガシー
ライトアップにあたって、歴史ある木造橋に傷をつけないこと、歩行者の視界に直接光が入るのを防ぐため、橋脚部分に設置。暗闇の中に、蓬莱橋を長年支えてきた柱が 姿を現しました。
また、柱にライトを当てることによって、橋の上からは柔らかく漏れ出る光によって、スッと光の道が浮かび上がりました。

四季とともに移り変わる光の演出
ライトアップは2ヵ月間に渡り実施し、1ヵ月ごとに演出のテーマを設定。
4月は茶畑の緑茶色、桜色、ミズベリングの青がゆっくりと移り変わり、春の景色を彩りました。
5月には端午の節句をイメージした、桜色から桑の実色、藁色、新緑色と変化する初夏の風景が香るライトアップを演出し、ぼんぼり祭りの装飾とともに幻想的な世界を造り出しました。

使用製品
Lumembeam(Medium, Large, LBX) ×9台

詳細情報

ジャンル /
場所静岡県島田市
クライアント-
設計-
照明デザインアーキテイメント(実施時:Lumenjapan)
撮影中村 恭之(ふぉとぴりか)