旧福岡県公会堂 貴賓館

「貴賓館(きひんかん)」は貴重なフレンチルネサンス様式の木造建築物として重要文化財に指定され、「湖畔に建つチューリップ屋根の公会堂」として、広く福岡県民に親しまれている建物です。

公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して、民間事業者が公園内に飲食店を整備するとともに、憩い・賑わいの場となるよう公園の再整備をすることとしており、天神中央公園西中洲エリアの再整備が決定しました。
その一環として、天神中央公園のシンボルである貴賓館のライトアップにLumenpulseの照明が選定されました。

設計者のライティングコンセプトを実現させるべく、1台で複数の照明効果を生み出すことのできる特注対応を施しました。具体的には、ルーメンビームグランデの2分割ボードにRGB(フルカラー)とDWW(色温度可変)を搭載するというLumenpulse独自の仕様での実現となりました。

通常シーンではDWWボードのみを用いて時間の経過と共に色温度と照度が移り変わり、繊細な建築様式を美しく浮かび上がらせています。
イベントシーンではRGBボードのみを使用し、複数のシーンにより多様な表情を創り出しています。

使用製品
Lumenbeam Grande

【通常シーン】
・2700K
・2600K
・2400K
・2200K

【イベントシーン】
・バレンタインデー
・ピンクリボンデー
・博多祇園山笠
・世界糖尿病デー
・北朝鮮人権侵害問題啓発、ハロウィーン、クリスマス、都市緑化月間
・環境月間
・グリーンリボンデー、世界エイズデー、女性に対する暴力をなくす運動

詳細情報

ジャンル /
場所福岡県福岡市中央区西中洲
クライアント福岡県
設計-
照明デザイン松下美紀照明設計事務所
撮影Kozo Okawa, Architainment(実施時:Lumenjapan)